人材紹介CRCがお送りするエンジニアのための転職ノウハウ集です。---------
2008年10月12日発行(vol.083c)
前回は「希望職種と今の仕事の距離」でした。
今回は「金融不安と求人」と題して世界レベルの金融不安に対して転職の考え方 について述べてみたいと思います。
米国発のサブプライムに始まった金融不安と景気低迷が世界に広がりつつありま す。円は相対的に強くドルやユーロに比べてまだ、安心感があるようです。しか しここへ来て日本の景気後退が叫ばれてきました。株価の暴落や金融不安がどこ まで広がるのか、心配です。実体経済への影響が出始めており、不安が不安を呼 び底なしの状態です。
厚生労働省によると8月の有効求人倍率は0.86倍と前月を0.03ポイント下回り、 2004年9月以来の水準まで低下し、総務省が発表した8月の完全失業率は4.2% と前月より0.2ポイント上昇したとのこと。
新規求人数は前年同月比21.3%減、7月まで好調だった医療・福祉も減少に転じ、 すべての業種で減少です。企業倒産などによる求職が10万人増と03年1月以来の 増加幅となったようです。
この発表は今回の金融パニックの前の状況ですので、今後更に悪化すると見られ、 転職者にとっても冬の陣となってきました。先端技術の求人は活発なところもあ りますがまだら模様で且ハードルも格段に高くなっています。
求人も今年後半から一段の冷え込みが予想されますが、今まで出てない求人も 突然出たりしますので注意深く求人情報をウオッチするといいでしょう。
リストラや企業倒産などにより転職を余儀なくされた方は本当にお気の毒です。 来年はどうなるか、実体経済が冷え込み企業倒産、合併、身売りなど予断を許し ません。
今自分の企業が安泰でも何時どうなるか不安もありましょう。転職したけど同じ だった、あるいは更に悪化したということにならぬようよくよく転職の意義を考 え動向をウオッチし性急な転職は厳に慎みたいものです。要は好きな仕事が出来 るかどうか、結局ははその選択ですから。
ご意見ご相談をお待ちします。
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