人材紹介CRCがお送りするエンジニアのための転職ノウハウ集です。---------
2008年8月27日発行(vol.080c)
前回は「本社人事と部門人事」でした。
今回は「ハードルを越えて」と題して面接から内定までのそれぞれの局面で起こ る精神的なハードルについて述べます。
書類選考に通ってさて一番の難関は専門面接です。転職が初めてで、とかく慣れ ていない方は面接後ああ言えば良かった、まずいことを言ってしまったなど反省 しきりの方が多いものです。
十分準備して行っても上がってしまって自分でも何を言ってるのか真っ白になっ てしまったなどと嘆いている方もいます。極度の緊張感がそうさせているからな のでしょう。
逆に言うと緊張感がほぐれていれば上がることは無いのですがどうしても受かり たい、何とかしたいと思うと余計緊張が出るものです。
逆に平常心で臨むと面接は成功したりします。こんな例があります。
A氏は現在の企業でも悪くはないので何が何でも転職したいと言う切羽詰った考 えはありません。欲を言えば環境を変えてみたい、もう少し給与がいいところ、 休暇も一杯取れる、福利厚生も充実している、などなどの希望があります。
気分的にも余裕がありますので、面接で主張したいことをずばずば言って、かえ って高評価を得た兵です。
内定がいくつも出てもA氏は希望条件が多すぎるため全部断りました。結構いる のではないでしょうか。A氏みたいな人が。道場破りでしょうか。
内定が出るとハードルがあります。今までとは気分が一変するし、退職するとな ると勇気がいるからです。誰かに後ろを押してもらいたい、親に、コンサルタン トに、友人になど。
親に相談したら自分で決めろと言われプッシュしてくれなかったから辞退したっ て人もいました。上司に説得されて諦める人もいます。面接でちょっと脅かされ たといって怖気づいちゃう人もいます。
今までの時間的にも精神的にも多大な労力を注いだ転職活動をすべて辞退という ことでけりをつけるのは何とも浪費ではないでしょうか。
内定が出ても川を渡らない人。結果的に何もやらなかったことになるわけですか ら。確かに活動してみないと分からないことはありますが、やり過ぎは禁物です。 鍵は想像力でしょうね。ある程度やれば想像が付くはずです。
転職したいと思う人は多いものですが、切羽詰って動く人、試しに受けてみると 言う程度の人。大体はこの幅の中に位置します。
あまり面接慣れしてもベテラン人事はすぐ見破ります。すべてはほどほどに。 先の先まで見通して活動をしたいものです。それには今の仕事をとことん考える ことです。
どの段階で活動を開始するかは早いに越したこと貼りませんが、更に先に進む 場合は局面局面のハードルがあると言うことも考えておきましょう。
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