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エンジニアは売り手市場だが...<転職ノウハウ集



人材紹介CRCがお送りするエンジニアのための転職ノウハウ集です。---------

 2006年8月4日発行(vol.038c)

◆エンジニアは売り手市場だが...

前回は「縁ということ」でした。

今回は「エンジニアは売り手市場だが...」です。

最近問題になっている転職市場における職種のミスマッチが実際どうなっている か調べてみました。厚生労働省が7月28日発表した6月の有効求人倍率は1.08倍と 前月比0.01ポイント上昇。ただ全体の雇用環境が改善しても依然として雇用と 求職者のミスマッチは大きい、とあります。

この裏づけデータとしてWeb上での転職ポータルサイト大手3社で調べてみました。

某サイト1.での企業からの求人職種が7月30日現在でトータル5251件、 その内営業、事務、企画系が2063件(39%)、電子電気機械半導体で 781件(15%)、ソフト通信ネットワークで531件(10%)となって います。

某サイト2.ではそれぞれ2498件、1103件(44%)、303件(12%)、 514件(21%)です。

某サイト3.ではそれぞれ37283件、8936件(24%)、5997件(16%)、 8430件(23%)。

一方で転職市場に現れる転職希望者総数はそれぞれのサイトで公表されてないの で分かりませんが、多くは事務職。専門職は少ない。割合は大体どのサイトで も同じで

営業事務企画系で約35%、電気電子機械半導体で6〜7%、ソフト通信ネット ワークで10〜12%でどのサイトも似たり寄ったりである。

以上求人側の職種と転職希望者側を比べてみると特徴的なことは営業事務企画系 の職種の方が圧倒的に希望者が多く数値の上からは比較的求人側とのマッチング が取れているにもかかわらず技術系特に電子電気機械半導体ではトータルの 6〜7%しか転職市場に現れてなく求人数に対して極端に転職希望者が少ない ことが分かります。

有効求人倍率は1.08倍といっても全体ではいいものの職種によってかなりの ばらつきが目立っています。前掲の厚生労働省の発表では職業別では 専門的・技術的職業(エンジニアなど)は1.58倍。この内機械・電気技術者は 5.06倍、医師・薬剤師などは4.79倍と高く、一方事務的職業は0.36倍と大きな 差がある、とあります。

先日中堅の設計開発会社の人事の方にお目にかかるチャンスがありましたが、 エンジニアが毎年足りなく、予定通りの人数が採用出来ないと嘆いておられまし た。

一見エンジニアにとっては売り手市場なので楽な戦いになるようですが、実際に は人気企業になるほど企業側の選別意識は相変わらずで、予断を許しません。

ご意見ご相談をお待ちします。


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