選考の流れはまず書類審査からですが、結果が出るまでに小規模の企業なら1日で出ますが、大手では1週間から1ヶ月ほど要します。
先方の込み具合や都合などでさらに引き伸ばされることもあります。あまり報告が遅い場合は仲介に 立っているコンサルタントに聞いてみましょう。
結果報告が遅いからと言って悲観することはありません。企業のさまざまな環境(人事が仕事を掛け持ちでやっていて忙しすぎる、現場の担当者が出張でいない、応募が多くて込んでいるなど)、さまざまな理由が考えられます。
単純な理由で遅れていることが多いからです。コンサルタントが遅れている理由を企業に聞いてくれるはずです。書類選考が通ると部門の面接官(入社した場合の上司が一般)による専門面接その次に人事面接というのが一般的ですが、企業によっては1次選考が部門面接でなく本社サイド人事の行う適性検査や、面接があります。
さて書類審査が合格すると面接の依頼があります。日時の調整も専任のコンサルタントがやることになり ますが、面接日程の調整は出来るだけ先方に合わせた方が良いでしょう。
先方は担当部門の責任者と人事担当者など数名出席するのが普通で、スケジュール調整が大変です。このためできるだけ合わせた 方がいいのです。
またどうしてもこちらの都合を優先したい場合は、正当な理由を伝えれば調整して くれます。
なお、一度日程が確定したあとにどうしても都合が悪くなった場合は早めにコンサルタントに相談しましょう。
但し相当の理由が必要です。たとえば出荷間際で急に会議が入ったとか、トラブル発生でお客様に呼ばれてしまった など。
企業側にとっては複数人数のスケジュール調整なので大変だからです。
面接日は時間の10分くらい前には到着するようにしましょう。遅刻は厳禁。やる気を疑われます。
電車の遅れなどでやむを得ず遅刻する場合は相手企業の担当者にどうしても間に合わない理由を 電話で伝えましょう。
仕事の都合で行けなくなった時は分かった時点で即コンサルタントや企業の 担当者に伝えることが肝要です。
連絡が遅れれば遅れるほどいい印象はもたれません。常に相手の立場を思う気持ちが必要です。
面接に行くというのは、忙しい時間と労力を割いて臨むわけですから、それだけの覚悟がないといけません。
本命企業でなかったりまた、転職を迷いながら行動したりしますととかく面接日をキャンセルする方も見かけます。
途中でどうしても気が進まなくなったら別として、なるべくなら最後まで行動を起こしたほうが判断情報も多く入ります。
服装はスーツが基本。髪型は見苦しくなく、しわのないシャツなど清潔感を相手に与えるよう心がけましょう。
ひげにも注意したい。女性の場合もビジネスにふさわしい服装を心がけましょう。
持ち物は会社指定の持ち物以外にも筆記用具や印鑑を用意するのが普通です。
初回の面接は、担当部門の専門面接から始まるのが一般的ですが人事面接も心構えは同じです。
企業のホームページなどで、その企業の商品知識や、技術内容、最近のニュースなど念入りに調べておきましょう。
視線や姿勢にも注意しましょう。目をそらしたりうつむき加減で話したりしたのでは 、自信や意欲を疑われます。
とるべきアイコンタクトはしっかり保ちはっきりと受け答えしましょう。声の大きさも十分相手に聞こえる張りのある発声を心がけましょう。
信頼のおける知人や家族に聞いてもらって確認しましょう。一人の場合はご自分の声を記録して聞いてみるといいでしょう。
必ず聞かれるのは志望動機と職務内容。今までの経験を基にさらにその仕事をやりたい理由を簡潔に 述べましょう。
単なる現状の不満だけでは、マイナス。それをどう打開したかを問われるので、不満が転職の動機であっても どういう仕事をやりたいかのプラス思考が望まれます。
職務内容の説明は大体5分くらいで終えるよう前日までにリハーサルをやっておくこと。
今までやってきた仕事内容に関してはどこから質問が出ても答えられるように周辺を調べておきましょう。職務の中で自分の位置づけ(メンバーかリーダーか、また何人構成かなど)も聞かれます。
聞かれて分からないときは、あがってしまって生半可な知識でこたえてしまう失敗もあるので、 一呼吸おいて自信がなかったら、ここまでは分かるがその先のことは経験がないので分からない旨を言って理解してもらいましょう。
ただそのときもやる気だけは相手に伝わるようにしましょう。得てして経験のないことを聞かれると、 分かりませんとだけいう人がいますが、今まで経験のなかった理由があれば説明してこれからはやって いきたい積極性を相手にアピール出来れば好印象をもたれます。
まだ経験の浅い方の場合は特に積極性、意欲が重要視されます。またよく聞かれるのが、会社を辞めた(辞める)理由、なぜ当社を応募したのか、入社可能時期などです。
初めての面接は相手が複数の人間に対してこちらは一人。心細くあがってしまうのが普通なのです。
そのためにも十分準備が必要です。面接官から質問はありますかと聞かれる場合があります。いきなりこのような質問が出ると答えにくいので特にありませんと答える方もいますが問題です。
質問事項を整理しておくといいでしょう。 この時もあまり仕事に関係ない福利厚生のことは避けたほうがいい。質問は仕事中心でいきたい。
また残業時間の質問ももマイナスと心得ておいた方がいいでしょう。大抵は残業時間が多い 職場だから中途採用があるわけですから。
給与の質問も初めての面接ではタブーです。これらの質問は内定が出て からでも遅くはありません。そこで意に添わない場合は辞退すればいいのです。
内定が出るまでは、仕事中心で質問をしたいものです。質問事項が中々見つからなかったら応募企業で仕事を進めていくことを想像して今の所属企業と比較しどのような環境になっているかを考えることもいいでしょう。
例えば仕事を進めていく上で開発環境がどうなっているか、社員教育がどうなっているかもいいでしょう。新しい環境に早く順応し力をつけるためにも質問は多いはずです。
逆に質問に答えているだけでは合格はおぼつかないです。面接は質疑応答の場ではないのですから、積極的に自分を売り込むことが必要です。
どんどん自分を売り込みどんどん質問をしましょう。これが積極性をアピールする唯一の方法です。
面接官は、将来上司にあたる人がなるのが普通です。こちらもこの人を上司にして大丈夫かどうかも観察しましょう。 そのくらいの余裕が出たらしめたものです。肝心なことは準備を怠らないこと、そして体当たりで。
さて、専門面接(部門面接)の結果は1週間くらい後に人材紹介会社を通じて連絡があります。
縁なく選考に通らなかった場合には特に本命だった場合ショックが大きいと思います。でもマイナスに捕らえないできっとこの経験が生きるはずです。
なぜいけなかったのかコンサルタントにも聞いてみましょう。次のステップに進むためにも必要なことです。
幸いにして部門面接に合格すると、次は人事面接です。企業によっては役員面接など1次面接官の上司が担当する場合もあります。たいていの企業ではこの結果によって内定の合否が決まります。
企業によって人事面接のハードルが強いところと、それほどでないところとさまざまです。企業文化や、人事部門の社内での位置づけなどさまざまな要因が考えられます。
もちろん先に簡単な人事面接をやり最後に本格的な人事面接をやるところもあり、それぞれです。一般的には部門面接→人事面接です。
部門面接と重複する質問も多いですが、より長期的な視野にたって見られるものです。特に用意することもなく積極性をアピールできれば万歳です。
企業によって筆記試験のあるところとないところさまざまです。適正検査(適正試験)といってますが、大抵はSPI(synthetic personality inventory)と呼ばれるものです。書店の就職コーナーにその参考書が置いてあり、SPIというキーワードはすぐ目に付きます。
学生の入社試験のときに受けた経験がある方も多いと思いますが、一度見ておくのがいいでしょう。しゃにむになって、勉強する必要はないですが、あわてないように練習しておいたほうがいいでしょう。
それぞれの企業に合った形で多少モディファイされたものを使っているようです。面接のほうが重要ですので、この準備をおろそかにしないでください。